臨床心理士・公認心理士のカウンセリングルーム ワ・プラス｜ うつ、神経症、引きこもり

4つの『わ』

1. 話し合えば何事をうまくいく対話の「わ」

　和を以て貴しとなす。古来から日本人は皆で話し合うことで、問題を解決し、人と話し合ってみることでプラスに考えるためのヒントが生まれてきました。自分の話を尊重して聴いてもらうことによって、今まで気がつかなかった無意識のリソース（潜在能力）が引き出されてきます。
　カウンセラーだけではなく、夫婦や家族が互いの話に耳を傾け、理解し合えるような関係作りをすることでもリソースは膨らみます。

　必要に応じて、夫婦療法、家族療法、集団療法も行っています。

2. 人と人との輪としての「わ」

　和の精神には、人と人との輪という意味もあります。
　人はコミュニケーションがうまく取れないときに、ストレスを抱えることが多く、特に日本人は周囲の目を気にする「恥」の意識から対人緊張が強く出やすいようです。周りの空気に流されて自分の気持ちを押さえつけ、その場の空気を読む力がある人ほど、気疲れしてしまうことがあります。

　ワ・プラスでは、アサーショントレーニング（自己主張訓練）を取り入れながら、その方の本来の力を発揮できるようにいたします。

3. 日本人に合ったアプローチとしての「わ」

　カウンセリングは日本では馴染みにくいといわれ、自分の悩みを言葉にすることに抵抗を持っている方も少なくありません。
　ワ・プラスでは、動作法や自己催眠・体操・ストレッチ・気功・古武術といったリラクゼーションや非言語的なコミュニケーションを大切にしています。

　あるがままの身体感覚に気づき、無意識に身を委ねられるようになると、その人の持っている本来の力が引き出されてきます。禅や森田療法をはじめとする東洋思想をベースに、和風な心身一如のアプローチを行います。